あとがき等

編集後記

昨年度の文化祭は、1つの学年と文化部のみ参加の小規模なものでしたが、 生徒限定公開となった今年の文化祭は制約はあるものの全学年が参加でき、コロナ前の状態に少し近づいた形の文化祭となりました。

そのことは嬉しいですが、今年度の文化祭の物理部全体の展示・発表を見ていると「技術力」を謳ってきた物理部員の技術力の低下が懸念されるような状況です。 主な原因は幽霊部員の増加だけでなく、 昨年度の文化祭の中止によって文化祭での展示・発表のノウハウが後輩に十分に伝わっていなかったことが考えられます。 文化祭を軽視する風潮が一部の中学生の間で見られ、ただでさえ短い準備期間中に友人との歓談に興じたり、夢の世界に旅立ったりと全く準備をしない部員も見受けられました。 物理部は主に文化祭での発表を目標に活動しているため、 今年度の文化祭の展示の一部は一部部員の普段の活動それ自体の怠慢を明らかにするものとなってしまいました。

と文化祭前日まで思っていましたが、真面目に活動しない人が多くいる反面、真面目に活動している人は とても興味深い発表をしているということに気づきました。 身内びいきですが、やはり物理部は面白い！と感じました。

オンラインの部誌は文化祭の雰囲気をそのまま再現することを理想として製作しました。 画像や動画を使ってわかりやすくなるように心がけています。

来年こそは、多くの人に来てもらえる文化祭になることを願いながら、このあたりで筆を置こうと思います。 最後の編集後記までお読みいただきありがとうございました。

部員によるコメント